腹筋の働き

腹筋群のおもな働きには、
背骨を曲げる(腰椎を前屈・側屈および回旋をさせる運動)
腹圧をかける(腹筋が収縮すると腹圧を増し、排便・分娩・嘔吐・咳などに働く)
肋骨を下げて呼気を助ける
などがあげられます。

腹筋を鍛えるとウエストサイズが細くなったり、腰痛予防に役立ったりするといわれますが、これは腹筋が肋骨に保護されていない腹部に腹壁と呼ばれる壁を作り、腹腔臓器を保護し、また腹圧の維持に役立っているのため、腹筋群を鍛えると臓器の位置を固定しお腹がせり出すのを防ぐためです。


腹筋の働き背骨を曲げる

腹筋は肋骨と骨盤を寄せて背骨を曲げる運動をすることが主な働きになります、骨盤を起こす運動ではなく、背骨の曲げ伸ばしをするのが腹筋トレーニング(運動)です。

背骨の稼動域(運動できる範囲)は、実は前よりも、後ろ(背骨を反らせる)の方が大きいので、腹筋を鍛える際には、しっかりと曲げ伸ばしをするため枕やタオルを丸めたものを背中に敷き、運動時の可動域を大きくするどの工夫が必要になります。


腹筋の働き腹圧をかける

腹筋が割れていても腹がせりでている場合、腹直筋などのほかに腹圧をかける腹横筋も鍛えることが重要です。 腹圧はトレーニング(運動)の際に全力で踏ん張ることで鍛えられますが、トレーニングの動作中に、腹をへこめるのもよいです。腹筋運動も腹をへこめてやると腹圧強化に結びつきます。

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